2013年1月 Scalaフレームワーク

Posted 2013年1月2日 by

1年ほどこのページを更新しておりませんでしたが2013年1月再開です。

この1年は、フレームを実用システムに適用しておりました。実際のプロジェクトでSEEDOフレームをいろいろな人に使ってもらいました。

そのフィードバックを今年は紹介します。

「SEEDOフレームとは何か?」

このフレームワークを作るきっかけは、WEBデザイナとWEBプログラマの役割を完全に分離したいと感じたからです。

現在の商用WEBページの多くは、WEBコンサルティング会社とWEBデザイン会社とWEBシステム構築会社の分業によって構築されています。WEBコンサルティング会社とWEBデザイン会社が同じ企業であることもありますが、社内では分業されています。

WEBページを提供する企業は訪れてくる人に情報を発信し、モノやサービスを購入を促します。企業の要求を受けWEB系企業は利用者からみた印象と使い勝手とを企業からの要求とマッチするように努力します。

この手順は、以下のように流れます。


企業の要件 → コンセプト構築 → ワイヤーフレーム → WEBデザイン → WEBシステム

私がこの流れのなかで関与するのは、WEBシステムのプロセスです。

上流で時間を使われることが多く、システム化の作業は突貫作業となりがちです。この作業の効率化と品質の確保をどうするか?

PHPやRubyのようなスクリプト言語はひとつの回答ですが、ウォータフォールでしかないです。

SeeDoフレームのルールは、

1.HTMLに新しいタグは作らない。

2.開発言語の記述をHTMLに持ち込まない。



すでにJavascriptのコードがあり、jQueryがこれに加わると、これ以上他の言語を含ませたくない。新しいことを覚える努力は最小限にしたい。

では、どうやって動的コードをどうやって表現するか?

この回答は、「置換」です。WEBデザイナーがデザインした動的表現部分を、例えば、今の日付で置き換えたり、データベースからSELECTしたデータで置き換える。

この命題は、逆に「プログラム側にHTMLのタグを書かない」と、したい訳です。プログラムの中にタグを書いた途端、デザインに依存する。





HTMLデザインもコードもひとりで書いているから、面倒だとか、そんなの理想だよ。必要性を感じないひとはここでおしまい。

Post Details

  • Post Title: 2013年1月 Scalaフレームワーク
  • Author: admin
  • Filed As: Scala
  • Tags:
  • You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

Comments are closed.